「TikTokのフォロワーをもっと増やしたい!」と、思いますよね。
正直に言って、周囲の友達から「”すごい”と思われたい」とも考えているのではないでしょうか。
人には言いづらいことですが、承認欲求は誰しもが持っているため恥ずかしいことではありません。
この記事では、フォロワーが何人になれば「すごい」と思われるのかについて解説しています。さらに、フォロワーを増やすコツやメリット、フォロワー数別の収入目安についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
TikTokのフォロワーは何人からすごい?

「すごい」と思われるフォロワー数は、おおよそ1,000人からです。
株式会社ジャストシステムが17歳〜39歳の男女2,128人を対象に、SNSのフォロワー数について調査した結果、フォロワー数が1,000人以上である人の割合は、約30%でした。
上位30%という数字は人によって「すごくない」と感じる場合も考えられますが、40人クラス25組分が全員フォロワーであると考えるとすごさを感じられるのではないでしょうか。
TikTokにおけるインフルエンサーの分類

フォロワーが1,000人以上になると「インフルエンサー」と呼ばれるようになります。
インフルエンサーの中でも以下のように分類されるため、それぞれの特徴やどのような影響力を持つのかなどを解説します。
ナノインフルエンサー(1,000人以上)
フォロワーが1,000人〜1万人未満のアカウントは、ナノインフルエンサーと呼ばれます。
インフルエンサーの中でも規模の小さいアカウントではあるものの、フォロワーとの距離が近いため、コアなファンを獲得できる可能性があります。
コアなファンは、自身の投稿に対していいねやコメントをより積極的に行ってくれやすいため、エンゲージメント率が上昇しやすくなるでしょう。
企業にとってナノインフルエンサーは、マイクロインフルエンサー等よりも低予算で仕事を依頼できるため、ベンチャー企業や中小企業にとって魅力的な存在です。
マイクロインフルエンサー(1万人以上)
フォロワーが1万人〜10万人未満のアカウントは、マイクロインフルエンサーと呼ばれます。
ナノインフルエンサーほどではありませんが、フォロワーとの距離が近く、身近な存在として親しまれやすいと言えます。
1万人以上のフォロワーがいれば、商品やサービスの認知度拡大に十分貢献できるため、企業側からお仕事の依頼が来ることもあるでしょう。
ミドルインフルエンサー(10万人以上)
フォロワーが10万人〜100万人未満のアカウントは、ミドルインフルエンサーと呼ばれます。
ナノ・マイクロインフルエンサーほどフォロワーとの身近さを感じることは難しいですが、ファンの数は何倍にも増えているでしょう。
ミドルインフルエンサーになると強い影響力を持てるため、企業とのコラボやメディア出演など、さまざまなビジネスチャンスをつかめる可能性があります。
フォロワーからのメッセージは数が多すぎて返信しきれないなど、交流が浅くなることが考えられますが、積極的に返信し交流を深めることが大切です。
トップインフルエンサー(100万人以上)
フォロワーが100万人以上のアカウントは、トップインフルエンサーと呼ばれます。
ミドルインフルエンサーよりもさらに大きな影響力があるため、大手企業とのコラボやメディア出演に加え、自身のブランドを持ち、オリジナル商品の販売ができるでしょう。
企業にとっては、商品やサービスを爆発的に広め、売り上げを大幅に上昇させられる可能性があるため、企業からの案件やコラボ依頼などが増えると予測できます。
より大きな規模でのビジネスを行うことができるため、数百万単位の収入を得ることも可能でしょう。
TikTokのフォロワーを増やすコツ

TikTokのフォロワーを増やすコツを7つ紹介します。
定期的に投稿する
フォロワーを増やすには、定期的に投稿しましょう。
定期的に投稿することで、TikTokのアルゴリズムから「アクティブなアカウントである」など、高い評価を得られる可能性があるためです。
定期的な投稿とは具体的に、毎日投稿や2〜3日に1回投稿するなどです。
1週間に1回などでも問題はないと考えられますが、TikTokには日々動画が投稿されるため、自身の投稿がすぐに埋もれる可能性があります。そのため、高い頻度で投稿できるとフォロワー増加につながるでしょう。
投稿時間を意識する
時間帯を意識して投稿することも、フォロワー増加につながります。
多くのユーザーがログインしている時間帯と、そうでない時間帯が存在し、多くのユーザーがログインしているタイミングを狙うと投稿が広がりやすいためです。
たとえば以下の時間帯です。
- 7時〜9時
- 12時〜14時
- 19時〜22時
上記時間帯では、朝の通勤通学、お昼休憩、就寝前の自由時間を過ごしていることが多いと予測できるため、投稿をする際は当該の時間帯を意識することをおすすめします。
ターゲット層を明確にする
フォロワーを増やすには、ターゲット層を明確にすることも重要です。
なぜなら、ターゲットを選定せずアップしたい動画のみ投稿すると、誰に向けたものであるのかが分かりづらく、ユーザーもフォローする理由が持てないと考えられるためです。
ターゲット層を明確にする際は、以下の点を選定します。
- 性別
- 年齢
- 好み
たとえば、10代〜20代の女性で、踊ってみた動画が好きな層にアプローチすると決め、曲のトレンドや流行りの踊りを把握し、動画をアップするなどです。
結果、当該ジャンルが好きな層からフォローされる可能性が上がるでしょう。
ユーザーと積極的に交流する
ユーザーと積極的に交流することも、フォロワー増加につながります。
アップした動画についたコメントに返信するなど、他のユーザーと交流すると動画のエンゲージメント率が上昇し、アルゴリズム評価が上がる可能性があるためです。
評価が上がると、動画がおすすめ表示される可能性が高まり、結果的にフォロワー獲得につながると考えられます。
まだ動画にコメントが付かないうちは、自分からフォローやいいね、コメントを積極的に行うことで、フォローを返してくれる場合もあるためおすすめです。
一貫性のある内容で投稿する
投稿は、一貫性のある内容で行いましょう。
一貫性を保った内容で投稿すると、ユーザーから見て「このアカウントは〇〇の投稿をしているんだな」と理解でき、興味を持ってもらいやすくなるためです。
たとえば、踊ってみた動画をアップしているなら踊ってみた動画を中心に、エンタメ系でアップしているならエンタメ系を中心にアップするなどです。
投稿内容に一貫性を持たせることで、フォロワーを獲得しやすくなるでしょう。
トレンドの企画を取り入れる
投稿には、トレンド企画を積極的に取り入れましょう。
トレンドの企画を取り入れることで、より多くのユーザーに投稿を届けられる可能性があり、フォローされる機会も増えるためです。
トレンドの例として、TikTokトレンド大賞2024でノミネートされた上位5つを紹介します。
- 12345678Challenge
- おともだち
- Girl Girl
- ゴミ捨て場の決戦
- しかのこのこのここしたんたん
トレンドは日々変化するため、有名TikTokerをフォローしたり、以下サイトでトレンドのハッシュタグを把握しておくと良いでしょう。

ただし、自身の投稿ジャンルと合わない場合は取り入れない方が良いため、投稿の一貫性を意識して取り入れることが重要です。
TikTokのフォロワーを増やすメリット

TikTokのフォロワーを増やすメリットは、以下の通りです。
企業案件で稼げる可能性がある
フォロワーを増やすと影響力がつくため、企業案件で稼げる可能性があります。
企業案件とは、企業の商品やサービスを動画内で宣伝し、報酬を得るビジネスです。
たとえば、以下のような商品やサービスを紹介します。
- グルメ
- コスメ
- スマホアプリ
- ファッション
企業案件の報酬相場は、1フォロワーあたり1円〜6円と言われており、フォロワー数が多いほど単価は上がっていきます。
企業案件を受けるには、1,000人以上のフォロワーが必要になると予測できるため、「TikTokのフォロワーを増やすコツ」を実践しましょう。
メディア出演できる可能性がある
フォロワーが多くなると、メディア出演の可能性が出てきます。
必要なフォロワー数の目安は10万人以上と考えられるため、難易度が高いですが、メディアに出演すると多くの目に触れるため、たくさんのフォロワーをさらに獲得できる可能性があります。
ただし多くの目に触れる分、言動には十分注意しましょう。
自身のブランドを持てる可能性がある
フォロワーが多くなると、自身のブランドを持てる可能性があります。
自身のブランドを持つと、収入を得られるほか、ビジネスチャンスが拡大したり社会的な信頼性が向上するなどの好影響が予測できます。
市場で差別化を図れるため、相場よりも高い価格での販売も可能になる場合があり、利益率が向上することも考えられます。
また、ポップアップイベントなど、ファンと直接交流できる機会も作れるため、コアなファンをさらに増やせる可能性もあるでしょう。
有名TikTokerとコラボできる可能性がある
フォロワーが増えると、有名なTikTokerとコラボできる可能性があります。
自身のフォロワーが増えることで、相手にもコラボすることによるフォロワー獲得などのメリットが生まれるためです。
コラボをすることで認知度がさらに上昇し、フォロワー増加につながります。また、収入アップにもつながるため、有名なTikTokerとのコラボは大きなメリットとなるでしょう。
TikTokのフォロワー数別の収入

フォロワー数のみで収入を判断することはできませんが、一定の条件を設けることで目安は算出できます。
そのため、以下のように条件を設定して収入の目安を算出します。
収入源 | 頻度/サブスク人数・料金 |
---|---|
企業案件 | 月2回 ※1 |
投げ銭 | 月2回のLIVE配信 ※2 |
サブスクリプション | フォロワー数の0.1%が登録料金は500円 |
※1 企業案件の報酬額はフォロワー×1円とする。
※2 フォロワーの1%が投げ銭をする。内1人〜10人が1万円相当(7000コイン)のアイテムを投げ、残りは1コイン〜3000コインを分散して投げ銭する。
1,000人の場合
フォロワー1,000人の方が、上記の条件で稼ぐと以下のようになります。
収入源 | 金額 |
---|---|
企業案件 | 2,000円 |
投げ銭 | 約28,000円 |
サブスクリプション | 500円 |
よって、フォロワーが1,000人の場合は、約35,000円が収入の目安です。
あくまでも、設定した条件とフォロワー数で計算した金額であるため、実際の報酬額とは異なる場合があります。
ちなみに、投げ銭報酬のシミュレーション方法は以下の通りです。

10万人の場合
フォロワー10万人の方が、設定した条件で稼ぐと以下のようになります。
収入源 | 金額 |
---|---|
企業案件 | 200,000円 |
投げ銭 | 約74,000円 |
サブスクリプション | 50,000円 |
よって、フォロワーが10万人の場合は、約324,000円が収入の目安です。
投げ銭報酬の計算方法は以下の通りです。

100万人の場合
フォロワー100万人の方が、設定した条件で稼ぐと以下のようになります。
収入源 | 金額 |
---|---|
企業案件 | 2,000,000円 |
投げ銭 | 約740,000円 |
サブスクリプション | 500,000円 |
よって、フォロワーが100万人の場合は、約3,240,000円が収入の目安です。
投げ銭報酬の計算方法は以下の通りです。

まとめ
TikTokのフォロワー数がすごいとされる人数は、1,000人です。
すでに数百万人規模のフォロワーを持つインフルエンサーが存在するため、1,000人と聞くと少ないように感じるかもしれませんが、十分にすごい数字であることをジャストシステムの調査データが証明しています。
フォロワーを増やし、インフルエンサーとなるためには以下のコツを実践し、継続することが大切です。
- 定期的に投稿する
- 投稿時間を意識する
- ターゲット層を明確にする
- ユーザーと積極的に交流する
- トレンドの企画を取り入れる
- 一貫性のある内容で投稿する
- トレンドの音源やハッシュタグを活用する
フォロワーが多くなると、さまざまなビジネスチャンスが舞い込む可能性があるため、多忙を乗り越える必要はありますが、人生がより豊かになるでしょう。